そもそも骨格診断とは何か?【解説してみた】
以前から書いてきた骨格診断の記事。
色んな方が診断受けたりしてて、とても楽しく参考にさせて頂いてます。
ただ!!
『ちょっとこれは…骨格診断関係ないよ…!パーソナルデザインの範疇だよー!』『そのどこがストレートタイプ用なんだ…どうみたってウエーブタイプ!!(その上細身でフェミニン・グレースタイプみたいな首元つめた方が似合うタイプ用)』
といったような情報もあって、診断を受けてみたい人や良く分からない人が混乱してしまうのでは…と思ってます。
なので今日は骨格診断とは何なのか?を私なりに考えて書いてこうと思います。
骨格診断の一番の目的は
『どこに重心を置くか』
私はおおむねストレートタイプだと思います。
そして以前書いたとおりストレートの人は大体が上に重心があってそのせいか胸周りが太って見えたりごつくみえたりしやすいです。
なので重心を下に置く方がスタイルがよく見えやすいです。
今日は我が家のボディを使って説明します。
肩から胸にかけて厚みがある割に前から見た横幅(要は肩幅)がなくてわかりやすいストレート体型ですね。
このボディを使って説明するとストレートはまず重心が高い為、下に重心を下げる必要があるわけです。
となると当然ウエストマークなどはジャストウエストかローウエスト。
ハイウエストはNGですね。重心が更に上がってしまいますから。
なので正しい着方はこう。
(服に全くストレートタイプ要素がなくて分かりにくいですが…)
これはジャストウエスト。
今度は間違った着方、ハイウエストを見てみましょう。
どうですか?重心が上に上がってしまったあまりに、胸の厚みが強調され太って見えませんか?
比べた画像はこれ。
横から見ると更にわかりやすいです。
右は太って見えます。ここにストレートタイプの筋肉を感じる肢体がつくと更にごつくなってしまいます。
左はジャストなため少しスッキリ見えませんか?
このスタイルアップ技が骨格診断の一番の良さです。
これがウエーブだと大体胸元(デコルテ)が寂しく感じる方が多く、胸元に何か飾りのようなものがあって目線が上にいくようなもので重心をあげるのが重要。
ナチュラルならばとにかく重心を極端に上下にするか、逆に重心自体をつくらないといったような感じが似合うでしょう。
そして次にどういったテキスタイル(生地)が似合うかが大体わかります。
・ストレート:生地自体にハリがあるもの。反射するもの。
・ウエーブ:細かなギャザーをつくれたり、要は乱反射しやすい生地
・ナチュラル:反射しないような生地。
(ただこれらもパーソナルデザインによって変わる可能性があります)
ウエーブだから女性らしい服が完璧に似合う訳でもストレートだから可愛い服装が無理なわけじゃない
ウエーブタイプの人でもパーソナルデザインがファッショナブルだったり、アヴァンギャルドだったりした場合、THE!女性的なちょっと甘さのある格好が全く似合わなく感じる事もある訳です。
・例えばウエーブ×ファッショナブルだったら…
重心は上げる為胸元に飾りを置いたり、何か上半身に目が行くような工夫をしつつデザインは派手だったり華やかさを感じる着こなしが似合うため、いわゆる女性らしい少し甘さのある格好はポイントを外さないようにしないと難しい。
・ストレート×フェミニンだったら…
重心をあげないようにだけは気をつけてもらい、首元がある程度すっきりしているカーディガンと短すぎないフレアスカートなど女性らしい服装が似合う。多少生地もハリがあるもの。例えばシフォンを使いたかったらデニールが厚いしっかりしたものの方がよりいい。
など、簡単に
ストレートだからスタンダードに!
ウエーブだから可愛く!
とはならないわけです。その上、ここにパーソナルカラーが入ってきたら更に複雑。
あくまで骨格診断は
「目線をどう持っていくとスタイルがよく見えるか?」
だと思ってもらえるといいです。似合うかどうかはパーソナルデザインが重要なのが少しは説明できたでしょうか…??
そして更に同じパーソナルデザイン・骨格診断のタイプを持っていても首の長さや足の長さ。顔。それらの要素で大きく変わってきます。
同じ人はいないのでその人だけの似合う着方の法則があるのです。
そしてお洒落とは『違うタイプのものを上手く組み合わせる事』だそうです。なので私はこれ!と似合うものばかりだと私のようにダサくなることもあります。
骨格診断やパーソナルデザインはその似合うものをおおまかに分類して、大きく失敗しないためにあるので『○○に当てはまらないからこれは私に似合わないんだ…』とは思わずに色々挑戦してみてください。
あなたなりの「似合う法則」があるはずです。